本ガイドでは、Agent Builderを活用して、弊社が提供するAlli MCPサーバーおよびツールを活用して、Alli LLM App Market内で構築したシングルアクションアプリと回答生成(RAG)機能を組み合わせたAIエージェントを構築する一連の手順を紹介します。
今回は、ユーザーの質問に対して社内情報から検索を行い、メールの下書きまでを指定したフォーマットで作成するAIエージェントを作成します。
1.回答生成のソースとなるドキュメントを登録する
AIエージェントがツールを使用して回答を生成するための根拠となるドキュメントを登録します。
ドキュメントの登録方法の詳細は「ドキュメント」ガイドを参照してください。
今回は以下のような就業規則のサンプルのPDFを登録しておきます。
2.シングルアクションアプリを作成する
AIエージェントがツールとして使用するためのメールの校正と下書きを行うアプリを作成します。
今回は、アプリマーケットからデフォルトアプリの"メールの下書き作成"アプリをインストールし、プロンプト内容を実際の業務に沿った内容に修正して使用します。(以下の修正例はサンプルです。)
シングルアクションアプリの作成方法は、「シングルアクション」ガイドを参照してください。
エージェントの基本的な作成方法につきましては、「【アップデート版】Agent Builder機能について」ガイドをご参照ください。
エージェントの作成後、名称や説明は任意のものをご設定ください。
AIエージェントが使用するツールを設定します。
今回は以下の2つのツールを追加します。
[追加するツール]
3.エージェントのモデルとインストラクションを設定する
エージェントに適用するモデルとインストラクションを設定します。
モデル:GPT-4o
インストラクション(サンプル):
設定は以上となります。
エージェントの設定が完了したら、公開する前に"プレビュー"で動作をテストしてみましょう。
編集画面右部の"プレビューを開始"を押下します。
エージェントを実行するためのクエリを入力します。
社内情報からの回答ができていることが確認できました。
次に、メールの下書きを作成するよう指示します。
エージェントのツールに指定しているシングルアクションアプリで指定されたプロンプトの内容に沿ってメール文章が作成されていることが確認できました。
動作に問題がなければ、ユーザーが利用できるよう、Alli Worksに公開します。
エージェントが"Generate Answer"ツールを使用する際に、回答元となったドキュメントの引用情報を含められるよう、上述のインストラクションのワークフロー部分に以下の一文を追記をします。
※本ユースケースに合わせたサンプルとなりますので、内容につきましては、実際に設計されるインストラクションに応じてご調整ください。
「--- include_citationsは常にTrueとし、根拠となったドキュメントの情報を必ず回答内に含めること。」
回答に引用元のリンクが含まれていることが確認できました。