全てのページ
GitBook提供
1 / 8

アプリ(法務/契約)

デフォルトアプリ 法務/契約カテゴリーの詳細を確認できます。

契約書条項の抽出と比較

契約書条項の抽出と比較アプリでは、同じような契約書のそれぞれの条項を抽出し、比較ができる業務自動化アプリです。

フロー全体図

概要

契約書条項の抽出と比較アプリは2つの契約書をアップロードし、それぞれの契約書から条項を抽出して変数に保存します。プロンプトで変数(それぞれ抽出した条項)を指定し比較した結果を表示します。

2つの契約書をアップロードする(LLMインプットノード)

LLMインプットノードでユーザーがアップロードした契約書の内容を下記の変数に保存しています。

フロー上では2つのファイルをアップロードできるように、ドキュメントインプットノードは2つ存在します。

2つのLLMインプットノードはそれぞれのファイルを保存する変数が違うのみでその他の設定は同一です。

  • 選択タブ:アップロード

  • 変数:@DOC1、@DOC2

    • 変数種別:会話変数

    • タイプ:ドキュメント

アップロードされた契約書の主要条件を抽出する(LLM実行ノード)

ファイルをアップロードした直後のLLM実行ノードでは、アップロードされた契約書の情報を保存した変数(@DOC1、@DOC2)をプロンプトで指定し実行しています。

フロー上では2つのファイルをアップロードできるように設計されているので、契約書の主要条件を抽出するためのLLM実行ノードも2つ存在します。

2つのLLM実行ノードはプロンプトで使う変数と応答内容を保存する変数が違うのみです。

  • ベースモデル:ANTHROPIC CLAUDE 3.7 SONNET

  • プロンプト:契約主要条件抽出、契約主要条件抽出2

  • 応答内容を以下の変数に保存する:@TERM1、@TERM2

契約書の主要条件を比較する(LLM実行ノード)

前段のLLM実行ノードで生成された応答内容が保存された変数(@TERM1、@TERM2)をプロンプトで指定し、主要条件の比較を実行しています。

  • ベースモデル:ANTHROPIC CLAUDE 3.7

  • プロンプト:契約主要項目比較

景表法チェッカー

景表法チェッカーアプリでは、景品表示法に則って、商品やサービスの説明文/広告文のチェックを行います。

ファイルをアップロードして、景品表示法に則って、チェック対象の商品やサービスの説明文/広告文に問題がないかをチェックします。

ファイルのアップロード

チェック対象のファイルをアップロードします。

結果例

入力例の内容で生成を実施すると下記のような結果が生成されます。

生成された文章は、その場で編集やコピー、ファイルとしてダウンロード(txt・PDF・docx)が可能です。

1. 「アルプスの天然水とブラジル産オレンジ果汁を100%使った清涼飲料水です。天然水をベースとしたオレンジ果汁の清涼飲料水は当社だけ!精力的に働くあなたの疲れを癒すうってつけの商品です。」という表現があります。
これは優良誤認表示に該当する可能性があります。合理的な根拠に基づく表現かどうかをチェックしてください。

2. 「現在特別セール期間中!通常1本150円のところ、本日限り1本50円でご提供!」という表現があります。
これは有利誤認表示に該当する可能性があります。消費者にとって著しく有利な記載となっていないかをチェックしてください。

3. 「通常1本150円のところ、本日限り1本50円でご提供!」という表現があります。
これは二重価格表示に該当する表現があり、不当な価格表示に該当する可能性があります。比較の前提が揃っているか、ディスカウントの条件などがきちんと記載されているかをチェックしてください。

4. 「アルプスの天然水とブラジル産オレンジ果汁を100%使った清涼飲料水です。」という表現があります。
これは果汁又は果肉が含有される表現があります。果汁の割合表示の要否などをチェックしてください。

アプリ編集画面

標準で用意されているインプット項目とLLMモデル・プロンプトは下記の内容になります。

インプット

利用者に入力してもらいたい項目を1つご用意しています。

インプット項目は追加や削除、入力形式(インプットタイプ)の変更をすることができます。

  • チェック対象ファイル

    • 変数:@contents

    • インプットタイプ:ベーシック

LLMモデル

標準モデルは「OPENAI GPT-4 TURBO」がセットされています。

モデルを変更することで生成結果の仕上がりが変わる場合があります。

プロンプト

{}で囲まれているものはインプットで設定されている変数が当てはめられており、プロンプト記載欄の下にチップの形で表示されている変数をクリックすると簡単に記載ができます。

インプットの変数を変更した際は、プロンプト内の変数も変更する必要があります。

プロンプトのOne Pointアドバイス

デフォルトプロンプトで指定しているチェックの条件以外に懸念されるチェック項目がある場合、プロンプトに追記することで、より厳格なチェック内容を出力することができます。

NDAクイックレビュー

NDAクイックレビューアプリでは、ユーザーがアップロードした秘密保持契約(NDA)の主要条件をチェックすることができます。

フローの全体図

概要

NDAクイックレビューアプリは、初めにユーザーが秘密保持契約(NDA)のドキュメントをアップロードし、その内容についてLLMがプロンプトで指定されたチェック項目に基づいてチェックを行います。

秘密保持契約(NDA)ドキュメントのアップロード(LLMインプットノード)

LLMインプットノードでユーザーがアップロードした秘密保持契約(NDA)ドキュメントの内容を下記の変数に保存しています。

変数:@DOC1

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:ドキュメント

秘密保持契約(NDA)のチェック(LLM実行ノード)

LLM実行ノードではユーザーがアップロードした、秘密保持契約(NDA)ドキュメントの内容を保存した変数情報(DOC1)をプロンプトで指定し実行しています

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4 TURBO

  • プロンプト:NDAチェッカー1

印紙チェッカー

印紙チェッカーアプリでは、ユーザーがアップロードした契約書から印紙金額をチェックすることができます。

フローの全体図

概要

印紙チェッカーアプリは、初めにユーザーが契約書のドキュメントをアップロードし、その内容についてLLMがプロンプトで指定されたチェック項目に基づいてチェックを行います。

契約書のドキュメントのアップロード(LLMインプットノード)

LLMインプットノードでユーザーがアップロードした契約書のドキュメントの内容を下記の変数に保存しています。

変数:@DOC1

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:ドキュメント

印紙金額をチェック(LLM実行ノード)

LLM実行ノードではユーザーがアップロードした、契約書のドキュメントの内容を保存した変数情報(DOC1)をプロンプトで指定し実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-3.5 TURBO 16k

  • プロンプト:アップロードしたファイルから印紙金額をチェック

また、実行の結果を下記の変数に保存しています。

変数:@LLM_RESULT

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:文字列

結果の表示(会話応答ノード)

LLM実行ノードの実行結果が保存された変数情報(@LLM_RESULT)を、会話応答ノードで表示しています。

薬機法チェッカー

薬機法チェッカーアプリでは、ユーザーがアップロードしたドキュメント内の広告表現について、薬機法規制に抵触するかどうかの一次チェックができます。

フローの全体図

概要

薬機法チェッカーアプリは、ユーザーがアップロードしたドキュメントの内容に対して、LLMがプロンプトで指定されたチェック項目に基づいて薬機法規制に抵触しないかどうかのチェックを行います。

■広告対象が「医薬品等」に該当する場合

広告対象が「医薬品等」に該当する場合、医薬品等の種類に応じたチェックをすることが可能です。 医薬品等広告の禁止・制限のチェックに加えて、「1.医薬品」、「2.医薬部外品」、「3.化粧品」それぞれに応じた効能・効果の範囲についてもチェックを受けることができます。

ドキュメントのアップロード(LLMインプットノード)

LLMインプットノードでユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を下記の変数に保存しています。

変数:@DOC1_1

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:ドキュメント

医薬品等広告の禁止・制限チェック(LLM実行ノード)

LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:医薬品等広告の禁止・制限チェック

また、実行の結果を下記の変数に保存しています。

変数:@LLM_RESULT

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:文字列

医薬品等の種類に応じたチェックをする(会話応答ノード)

チェックを受けたい対象の種類を「1.医薬品」、「2.医薬部外品」、「3.化粧品」の中から選択可能です。 「終了する」を選択することでアプリを終了することも可能です。

「1.医薬品」のチェックをする(LLM実行ノード)

会話応答ノードで、「1.医薬品」を選んだ場合は、医薬品等適正広告基準への抵触の可能性についてLLMがチェックをします。 LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し、実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:医薬品の効能・効果等の広告チェック

「2.医薬部外品」のチェックをする(LLM実行ノード)

会話応答ノードで、「2.医薬部外品」を選んだ場合は、医薬部外品の効能・効果の範囲についてLLMがチェックをします。 LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し、実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:医薬部外品の効能・効果の範囲

「3.化粧品」のチェックをする(LLM実行ノード)

会話応答ノードで、「3.化粧品」を選んだ場合は、化粧品の効能の範囲についてLLMがチェックをします。 LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し、実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:化粧品の効能の範囲チェック

■広告対象が「医薬品等」に該当しない場合

広告対象が「医薬品等」に該当しない場合、医薬品的な効能効果の表示の有無と、医療機器への該当リスクについて簡易チェックをします。

ドキュメントのアップロード(LLMインプットノード)

LLMインプットノードでユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を下記の変数に保存しています。

変数:@DOC1_1

  • 変数種別:会話変数

  • タイプ:ドキュメント

医薬品的な効能効果が表示されているかのチェック(LLM実行ノード)

LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:医薬品的な効能効果の有無

医療機器の該当性チェック(LLM実行ノード)

LLM実行ノードではユーザーがアップロードしたドキュメントの内容を保存した変数情報(@DOC1_1)をプロンプトで指定し実行しています。

  • ベースモデル:OPENAI GPT-4

  • プロンプト:医療機器該当性チェック

下請法チェッカー

下請法チェッカーアプリでは、下請法に則って、委託先との間で下請法がが適用されるかどうかをチェックします。

下記の入力例を基にチェックを行います。

入力例

  • 自社の資本金:6000万円

  • 取引先の資本金:5000万円

  • 取引内容:プログラムの作成業務の委託

結果例

入力例の内容で生成を実施すると下記のような結果が生成されます。

生成された文章は、その場で編集やコピー、ファイルとしてダウンロード(txt・PDF・docx)が可能です。

取引内容がプログラムの作成業務の委託であるため、このケースでは最初のルールセットが適用されます。自社の資本金は6000万円であり、これは1000万1円以上3億円未満の範囲に該当します。しかし、このルールによると、取引先の資本金が1000万円以下であれば下請法が適用されるとされていますが、取引先の資本金は5000万円であり、この条件を満たしていません。

したがって、このケースでは下請法は適用されません。

アプリ編集画面

標準で用意されているインプット項目とLLMモデル・プロンプトは下記の内容になります。

インプット

利用者に入力してもらいたい項目を3つご用意しています。

インプット項目は追加や削除、入力形式(インプットタイプ)の変更をすることができます。

  • 自社の資本金

    • 変数:@Mycapital

    • インプットタイプ:テキスト

  • 取引先の資本金

    • 変数:@capital

    • インプットタイプ:テキスト

  • 取引内容

    • 変数:@business

    • インプットタイプ:パラグラフ

LLMモデル

標準モデルは「OPENAI GPT-4 TURBO」がセットされています。

モデルを変更することで生成結果の仕上がりが変わる場合があります。

プロンプト

{}で囲まれているものはインプットで設定されている変数が当てはめられており、プロンプト記載欄の下にチップの形で表示されている変数をクリックすると簡単に記載ができます。

インプットの変数を変更した際は、プロンプト内の変数も変更する必要があります。

プロンプトのOne Pointアドバイス

デフォルトプロンプトで指定しているチェックの条件以外に懸念されるチェック項目がある場合、プロンプトに追記することで、より厳格なチェック内容を出力することができます。

SaaS利用規約チェッカー

SaaS利用規約チェッカーアプリでは、SaaSの利用規約から留意すべき重要なポイントを抽出します。

弊社の利用規約を基にチェックを行います。

入力例

  • 特にチェックしたいポイント:特になし

結果例

入力例の内容で生成を実施すると下記のような結果が生成されます。

生成された文章は、その場で編集やコピー、ファイルとしてダウンロード(txt・PDF・docx)が可能です。

アプリ編集画面

標準で用意されているインプット項目とLLMモデル・プロンプトは下記の内容になります。

インプット

利用者に参照したいファイルを1つ、入力してもらいたい項目を1つご用意しています。

インプット項目は追加や削除、入力形式(インプットタイプ)の変更をすることができます。

  • 利用規約

    • 変数:@contract

    • インプットタイプ:ドキュメント(ベーシック)

  • 特にチェックしたいポイント

    • 変数:@terms

    • インプットタイプ:パラグラフスタイル

LLMモデル

標準モデルは「OPENAI GPT-4o」がセットされています。

モデルを変更することで生成結果の仕上がりが変わる場合があります。

プロンプト

{}で囲まれているものはインプットで設定されている変数が当てはめられており、プロンプト記載欄の下にチップの形で表示されている変数をクリックすると簡単に記載ができます。

インプットの変数を変更した際は、プロンプト内の変数も変更する必要があります。