リスト変数を使用すると、外部データを使用して顧客向けの動的な回答リストを作成でき、ファイル変数を使用すると、ユーザーは所定のファイルをアップロードすることができます。
一般的な変数の管理方法については、こちらを参照してください。
リスト変数には3つの異なるタイプがあります。 ・文字列リスト ・JSON ・JSONリスト すべてのタイプのリスト変数を利用するには、JSONに関する基本的な知識が必要となります。
Alliダッシュボードにログインして、文字列型変数の作成を開始します。 Alliダッシュボードにログインして、文字列型変数の作成を開始します。 変数の作成方法は以下の3パターンがあります。 方法 1 -[設定]メニューから>変数>を作成する 。 [設定]> [変数]> [カスタム]に移動し、[+追加]をクリックします。
方法 2 – チャットフロー編集で変数を作成する。 チャット編集画面でノードに新しい変数を追加します。[応答内容を以下で保存する]直下のドロップダウンメニューから[新しい変数を作成]をクリックします。
方法 3 – チャット編集内@変数リストメニューから作成する 。 変数追加画面の[タイプ]選択にて“文字列リスト”、“JSON”、“JSONリスト”から選択します。 変数の名前と説明も入力して保存します。
使用する変数に応じて、適切な形式でリストを準備します。 以下に例を示します。
キーが変数の名前と一致することを確認してください。 上記の例では、STR_LIST_VAR、JSON_VAR、JSON_LIST_VARが各変数の名前である必要があります。 ちなみに、後で連携ノードのAdvancedオプションを使用してJSONパスを指定する場合は、変数名は一致していなくても問題ありません。
【外部データ連携】ノードを使用して、設定したデータポイントからデータを取得します。 リスト変数を使用する前に、外部データ連携ノード(設定の参照はこちら)および会話応答ノードを配置する必要があります。
【会話・質問応答】ノードで、[応答の追加]に☑を入れ、[+動的応答オプションの追加]をクリック後、 🖊をクリックし、[動的応答オプションの編集]にて、使用する変数を選択します。 JSONまたはJSONリストを使用している場合は、DisplayパスとバリューパスをJSON形式で入力する必要があります。 Displayパスは、チャットフローで顧客に表示されるオプション用であり、バリューパスは、顧客がオプションを選択したときに返される値用です。
PREVIEWを使用して、リストが意図したとおりに表示されるかどうかを確認できます。
File変数の使用は非常に簡単です。
変数タイプとして[ファイル]を選択する以外は、上記のリスト変数のSTEP1と同じ内容です。
【会話・質問応答】ノードまたは【入力フォーム】ノードでFile変数を使用できます。 【会話・質問応答】ノードで、[応答追加]をオンにして、応答種別として[ファイル]を選択し、[応答の保存先]としてファイル変数を選択します。 【入力フォーム】ノードで、フィールドの変数の1つとして[ファイル]変数を選択します。
【会話・質問応答】ノードの場合、ユーザーは[クリップ]アイコンをクリックしてファイルをアップロードできます。【入力フォーム】ノードの場合、[ファイルを添付]をクリックし、該当ファイルをアップロードすることができます。
Dashboardのユーザーリスト内でもアップロードされたファイルが表示・確認できます。
変数の値を設定ノードにおいて、変数に変数を指定して保存できる機能を追加しました。変数の値を設定ノードの使用方法を確認するには、こちらのユーザーガイドを参照してください
このガイドではLHS(left hand side)変数を、他の変数の値を指定して保存する変数として、RHS(right hand side)の変数は、他の変数に格納される変数の値に対応する変数として使用します。この機能は、JSONタイプの戻り値で二つ以上の値を参照する必要がある場合に便利な機能ですが、活用するためにはJSONの基礎的な知識が必要です。
Step 1. [変数の値を設定]ノードで[+ 変数を追加]をクリックし、LHS変数を選択します。
Step 2. LHS変数を選択すると、指定の値の形式を選択することができます。「変数」をクリックして選択します。
Step 3. 「指定され変数」の項目で指定RHS変数を選択します。RHS変数には、LHS変数と同じ種類の変数のみの選択が可能ですが、特性上、JSON変数とJSONリスト変数は、常に選択が可能です。JSON/JSONリスト変数をRHSとして選択した場合、JSONのパスを指定する必要があります。
以上で変数の値を設定ノードにおける設定は以上です。 データ連携ノード、JSON変数などを組み合わせてAlliをさまざまな状況で活用してみてください。
設定>変数>[システム]タブ内でSDK変数(システム変数)を確認することができます。 SDK変数は変更または削除することができないシステム変数ですが、まざまな方法でカスタマーエクスペリエンスを向上させるために利用できます。 SDK変数の変数の値は、自動的に与えられ、いくつかの変数は、特定の条件でのみ値が与えられます。
@BROWSER(文字列):ユーザーが使用しているブラウザ情報です。
@CHANNEL_NAME(文字列):ユーザーが最後にAlliを利用したプラットフォーム情報です。 Web、iOS、Androidまたは連携して使用しているサードパーティのメッセンジャーアプリ(Slack, Teamsなど)の情報が格納されます。
@CITY(文字列):ユーザーがAlliに接続した都市の情報です。
@COUNTRY(文字列):ユーザーがAlliに接続した国の情報です。
@CURRENT_TIME(数字):プロジェクトの現在時刻です。
@STATE(文字列):ユーザーがAlliに接続した情報です。
@IP(文字列):ユーザーのIPアドレスです。
@LAST_VISIT(日付):ユーザーが最後にAlliに接続した日付です。
@LOCALE(文字列):ユーザーの言語設定です。
@OS(文字列):ユーザーが使用しているオペレーティングシステムです。
@REFERRER(文字列):現在のページへのリンクがある前のページの情報です。
@SYS_USER_INPUT(文字列):ユーザーの最後の入力内容です。ボタンのオプションまたは、テキスト入力。
@SELECTED_OPTION_OBJECT(JSON):ユーザーが動的回答オプションを選択した場合、選択されたJSONが保存されます。動的回答オプションの詳細については、こちらのユーザガイドを参照してください。
@FAQ_SELECTED_QUESTION(文字列):ユーザーの質問に対して提案されたFAQリストから最終的に選択されたFAQの質問部分です。
@FAQ_SELECTED_ANSWER(文字列):ユーザーの質問に対して提案されたFAQリストから最後に選択されたFAQの回答部分です。
@FAQ_SELECTED_ID(文字列):ユーザーの質問に対して提案されたFAQリストから最後に選択されたFAQのIDです。
@FAQ_SELECTED_HASHTAGS(文字列のリスト):ユーザーの質問に対して提案されたFAQから最後に選択されたFAQのハッシュタグです。
@FAQ_SELECTED_HASHTAG(文字列):FAQノードからハッシュタグに分岐が設定されているとき、分岐が発生すると、分岐を起こしたタグ情報を保存します。 ハッシュタグによる分岐の詳細については、こちらのユーザガイドを参照してください。
@MRC_ANSWERS(JSONリスト):文書から回答ノードで検出された最後の検索結果です。
@EXTERNAL_FAIL_MESSAGE(文字列):連動するノードが与えられたURLからデータをインポートできなかった場合には、失敗したメッセージを記録します。
@EXTERNAL_HTTP_STATUS(数字):連動するノードが与えられたURLからデータをインポートできなかった場合には、そのURLのHTTPステータスコードを記録します。
@UTM_CAMPAIGN(文字列):ユーザーがUTM情報があるURLにアクセスしたときにUTMキャンペーン情報を記録します。
@UTM_MEDIUM(文字列):ユーザーがUTM情報があるURLにアクセスしたときにUTMミディアム情報を記録します。
@UTM_SOURCE(文字列):ユーザーがUTM情報があるURLにアクセスしたときにUTMソース情報を記録します。
以下の変数は、将来または特別な使用目的のために事前に作成された変数です。
@EXTERNAL_EVENT_DATA (JSON)
@SLACK_BUTTON (文字列)
@SLACK_EVENT_DATA (JSON)
@SLACK_MESSAGE (文字列)
@SLACK_USER_ID (文字列)
AlliのSkillで「ターゲティング」設定を使用すると、ブラックリスト対象を、指定されたスキルフローへ簡単にリダイレクトができます。 同じ手法で、ユーザーの任意のグループを目的のSkillに導くことができます。
設定 > 変数 > カスタムに移動し、ユーザーのグループ情報を入力する変数を作成します。このガイドでは、「CUSTOMER_CATEGORY」を作成してブラックリストに登録されるユーザーを管理するように設定します。(1~4の手順)
新しいSkillを作成し、ターゲティングタブをクリックして設定を編集します。必要な変数を条件として追加してSkillを実行するための条件を設定します。以下では、作成した「CUSTOMER_CATEGORY「変数の変数値が「Blocked」である場合、Skillを実行するように設定しています。
ブラックリストユーザーを管理するSkillを設計します。以下のSkill(例)では、ユーザーにブロック関連メッセージを提示し、担当者にメールを送信するように設定しています。Skillのデザインが完了後、右上のトグルボタンをONにしてSkillを有効にします。
対象ユーザーをブラックリストに登録する場合は、顧客リストで、「CUSTOMER_CATEGORY」変数の値として「Blocked」を入力します。 これにより、上記で設計したSkillは、「ブロック済み」とマークされたユーザーを検出し、そのユーザーに対して当該スキルを実行します。
当該SkillをSkillリストの最上段に配置させることを忘れないでください。他のSkillを実行する前に、Alliは、ブラックリスト登録の有無を最初に確認します。
特定の情報をユーザーから収集する必要がある場合は、メッセージの送信ノードを使用して質問をして特定の変数に回答を保存するか、フォームノードを使用して簡単に収集することができます。
情報収集時に入力された情報(文字列)の検証機能を追加UPDATEしました。これにより、正しい情報を入力いただくことが可能となります。
この検証機能は、文字列型変数でのみ機能します。この新機能がどのように機能するかについて、以下で簡単に説明します。
Alliダッシュボードにログインして、文字列型変数の作成を開始します。 変数の作成方法は以下の2パターンがあります。 1. [設定]メニューから変数を作成する
[設定]>[変数]>[カスタム]に移動し、[+追加]をクリックします。 [設定]メニューで変数を一般的に管理する方法については、こちらを参照してください。
2. チャットフロー編集で変数を作成する
チャット編集画面でノードに新しい変数を追加します。 [応答内容を以下で保存する]直下のドロップダウンメニューから[新しい変数を作成]をクリックすると、【変数追加】画面が表示されますので、文字列タイプを選択します。 選択後は【変数編集】が表示されますので、 変数に適用する検証タイプ(有効性)を選択し、ユーザーに表示するエラーメッセージを入力します。
現在、文字列検証機能は電子メールと電話番号についてのみ対象としています。 それ以外は、正規表現(正規表現)を使用してカスタム検証を作成する必要があります。正規表現については、この投稿の下部にある例を参照してください。
現在、「会話・質問応答」または「入力フォーム」ノードで文字列検証機能を活用できます。
PREVIEWを使用して、検証機能の動作を確認できます。 誤った入力が検出されると、警告メッセージが表示されます。 正しい入力を実施しなければ、次に進むことができません。
^ [0-9] {2,3} $ 2桁または3桁の数字
^(0 [1-9] | 1 [012])[-/.](0[1-9]|[12][0-9]|3[01])[- /.](19|20 )\ d \ d $ mm / dd / yyyy形式の日付
^ [0-9] {2,3} [-] + [0-9] {3,4} [-] + [0-9] {4} $ Alliが提供する電話番号の形式
(^ \ w [a-zA-Z0-9 _。+-] * @(\ w [a-zA-Z0-9-] * \。)+ [a-zA-Z] + $) Alliが基本提供する電子メールの形式
インターネット検索を介して様々な正規表現を見つけることができます。 正規表現についてもっと知りたい場合は、以下のウェブサイトを参照してください。 https://netpeaksoftware.com/blog/regular-expressions-for-seos-and-digital-marketers-with-use-cases
Alliをより効果的に利用するためには、”変数”を活用することがポイントになります。 ”変数”は、ユーザーとのコミュニケーション時に取得した情報を保存する箱となります。この情報は顧客エクスペリエンスをパーソナライズしたり、カスタマーチームに重要な情報を提供することができます。
[変数]メニューは[プロジェクト設定]内にあります。
[カスタム変数] カスタム変数を追加/削除/編集します。
[システム変数] システムで使用され、NLU APIによって指定された変数(SDK変数)が リストアップされます。 ダッシュボードで編集することはできません。
ユーザー変数 この変数は、それぞれのユーザーに依存します。 変数の値は、ユーザー情報に格納されます。
会話変数 変数の値は、会話が終了するまで保存され、次のダイアログでは、 リセットされます。
選択した変数を削除または新しい変数を追加します。
各変数の要約 MAILなどのデフォルトの変数以外は[編集]のアイコンをクリックして、 変数を編集することができます。
Alliには変数がいくつか事前に設定されていますが、ニーズに合わせて変数を追加作成することができます。変数を追加するには3つの方法があります。
[変数の設定]メニューの[追加]ボタンをクリックします(上記の#6を参照)。 「新しい変数を作成」がポップアップ表示されます。
【名称】 変数の名前を入力します。 名前には、英数字、アンダースコア(_)、ハイフン(-)、またはピリオド(。)を含めることができます。文頭はアルファベットまたはアンダースコア(_)で始まる必要があります。
【タイプ】 変数タイプを選択します。 以下に注意事項を記載します。
ファイル変数を使用すると、顧客またはシステムはファイルをアップロードできます。
JASON、JSONリスト、文字列のリストは、上級ユーザー向けのオプションであり、外部JSONアドレスを必要とします。
ファイル/ JSON /文字列リスト/JSONリストについての詳細は、以下のUser Guideを参照してください。リスト変数&ファイル変数, 変数の値を設定ノードで変数を使用する
【有用性】 文字列タイプを選択した場合にのみ表示されます。 文字列検証の詳細については、こちらのUser Guideを参照してください。 –文字列検証
【説明】 必要に応じて当該変数に関する簡単な説明を入力します。 最後に[適用する]をクリックし作成完了です。
チャットフローの編集で利用するノードに、変数を入力するドロップダウンがあります。この中の「新しい変数の作成」をクリックします。
クリックすると、[変数の追加]ウィンドウが表示されます。
スキルキャンペーン(スキル)編集中は、画面右上の「@変数リスト」メニューをクリックして、変数リストを開き「+追加」ボタンを押すと、変数を追加することができます。
上記のオプション1と同じく[追加]ボタンが表示されます。
一部のノードでは、特定の条件下でのみ変数のセットタイプを許可します。 チャットフローエディタで作成した変数が表示されない場合は、正しい変数タイプが選択されているか確認してください。
チャットフローがオン/オフに関わらず、チャットフローで使用されている変数は削除または編集はできません。チャットフローがどの変数を使用しているかわからない場合は、チャット編集画面の右上の「@変数リスト」をクリックして確認することができます。