AIアンサーボット”Alli”
管理者(担当者)は、Alliでキャンペーンを設計・管理し、必要に応じて顧客とリアルタイムで会話する(有人チャット)役割を指します。
エージェントはAlliのエージェント権限レベルの一つです。顧客に対応することができますが、プロジェクトとキャンペーンを編集したり、その他エージェントのアカウントを管理することはできません。
FAQ設定の一つで、FAQの質問ではなく回答の部分を顧客の質問と対照する際に使われる基準値です。
文書から回答ノードは、機械読解(MRC、Machine Reading Comprehension)技術を使用して顧客の質問に対する回答を文書から抽出して提示します。 AlliのAIは、多量の文書を素早く読み取り、回答を抽出することができます。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
チャットフローの特定ポイントにおいてメンバーシップ情報や認証コードなど、変数に保存される情報を変更する必要があるとき、このノードを活用して変数値をアップデートすることができます。詳細はこちらのガイドをご参考ください。
真(True)または偽(False)のどちらかの値を持つ変数です。
入力フォームノードを使うと、指定されたフォームに沿ってユーザーが入力した一連の情報を保存することができます。詳細はこちらのガイドを参照してください。
チャットボットを運営するには、キャンペーンの作成が必要です。 キャンペーンはチャットフローをはじめ、ターゲティングや日付情報などの要素で構成されています。
チャット編集は、キャンペーンで自動化したチャットフロー(つまり、チャットボット)を設計する機能です。キャンペーンのダッシュボードにあるチャット編集をクリックして起動します。
指定したキャンペーンのチャットフローをテストするプレビューです。
チャットフローは、Alliと顧客の会話を開始・進行する一連のプロセスを指します。
コンディションセットとは、キャンペーンのダッシュボードにあるプレイスメントとターゲティングのタブにおいて、それぞれキャンペーンをロードするために満たさなければならない条件を意味します。
条件応答ノードは、特定の条件によってチャットフローを分岐させることができるノードです。詳細はこちらのガイドを参照してください
エージェント応答ノードは、顧客がエージェントと会話できるようにするノードで、エージェントに通知や電子メールを送信することが可能です。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
カスタム変数のうち、会話中にのみ使用され、会話が終わったら削除される変数です。
顧客がチャットボットまたはエージェントと会話することです。 ダッシュボードの会話履歴のメニューから全ての会話を確認できます。
金額を表す変数です。
基本的に提供される変数ではなく、エージェントによって設定した変数です。
会話メニューにおいて顧客との会話内容のみ表示するようにフィルタリングします。
Alliを利用する当社のパートナー社の立場からの顧客(エンドユーザー)を意味します。
日付形式の変数です。
Alliが行うダイレクト回答には2種あります。 1.FAQ候補を提示せず、ダイレクトに表示する。 2.機械読解を利用して文書から直接回答を抽出して表示する
FAQ品質設定の一つで、顧客の質問に対してFAQ候補を提示せず、ダイレクトに回答を表示するための基準値です。
FAQ応答ノードは、FAQデータベースから質問に対する回答を検索して顧客に提示します。このノードを利用するには、FAQメニューにQ&Aを予め登録しておき、FAQリストが作成されている必要があります。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
ファイルが保存される変数です。この変数を利用して顧客から直接ファイルをアップロード頂くことができます。
外部サーバーからAlliへデータを送受信したいときに使用するノードです。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
JSONリスト形式の変数です。主に外部データ連携ノードと共に使用され、会話・質問応答ノードで動的オプションが使えるようにします。
JSON文字列形式の変数です。主に外部データ連携ノードと共に使用され、会話・質問応答ノードで動的オプションが使えるようにします。
キャンペーンに移動ノードに至ると、チャットフローは指定されたキャンペーンの指定された「移動ポイント」に移動することができます。 移動ポイントノードはこれを指定するノードです。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
キャンペーンに移動ノードを使うと、一つのキャンペーンから別のキャンペーンへチャットフローを移動させることができます。このノードを活用してチャットフローを簡単で分かりやすくデザインすることができます。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
会話・質問応答ノードは、顧客にメッセージや画像、ビデオ、リンクなどを送信したり、質問応答を実施するノードです。詳細はこちらのガイドをご参照してください。
NLU変数は、Alliが自然言語認識APIと連携されているときにスロット情報またはインテント情報を保存する変数です。変数値は会話終了後に保存されず、初期化されます。
ノードはチャットフローにおいて多様なコンテンツを生成・編集するツールです。各ノードは定められた順番に従って実行されることでチャットフローも進められます。チャット編集画面の下にあるノードバーから様々なノードを生成することができます。
オブザーバーキャンペーンではないキャンペーンを一般キャンペーンといいます。
数字で処理される変数です。
オブザーバーノードまたはオブザーバーキャンペーンを指します。 詳細は各項目をご参考ください。
オブザーバーキャンペーンは特殊なキャンペーンタイプで、スタートノードがなく、オブザーバーノードによってのみ開始されるキャンペーンです。複数のオブザーバーキャンペーンを生成することができますが、ON状態にできるのは一つのみです。詳細はこちらのガイドを参照してください。
オブザーバーノードは、指定された変数値が変化するかどうかをモニタリングし、チャットフローの流れを変えることができます。 詳細はこちらのガイドを参照してください。
会話・質問応答ノードを使って顧客に選択できるオプションを提示するときのオプションをボタンオプションといいます。ボタンオプションとしては一般テキスト、FAQ、または動的オプションを指定することができます。
プレイスメントはAlliがロードされる「場所」(WEBページ)のことです。キャンペーンのダッシュボードでプレイスメントタブを利用し設定することで、特定の条件を満たした場所に当該キャンペーンをロードできます。
プレビューはほとんどの場合、チャットのプレビューをいいます。デザインしたチャットフローをテストする機能です。
会話メニューでプレビュー会話のみが表示されるようフィルタリングし、確認することができます。 プレビュー会話とは、エージェントがチャットのプレビューで進めた会話を指します。
Alliはプロジェクト単位で運用されます。 アカウントが生成されるとプロジェクトも同時に生成され、ダッシュボードにログインしたらそのプロジェクトを管理することができます。プロジェクトには担当者(エージェント)をさらに招待することもできます。一つのプロジェクトにおいて利用可能なキャンペーン(Skill)の数に制限はありませんが、ドメイン(事業群)は一つしか選択できません。
会話が初期化されると、顧客がAlliとの会話を前回中断したところから続けるのではなく、再度最初から会話を始めます。キャンペーンごとにON/OFFの切替ができます。
システム変数のうち、顧客ではなくAlli SDKによって自動で入力(反映)される変数です。例えば、都市、アクセスIPなどがあります。
スロットは顧客の入力内容から抽出する特定パラメーターの値です。 自然言語認識APIによって決定され、入力内容はスロット応答ノードを使って得ることができます。
雑談とは、Alliが顧客との会話のなかでAIを活用して挨拶などの日常会話をする機能です。ダッシュボード>雑談で登録・編集を行います。
様々な文字列をリスト形式で保存する変数です。主に外部データ連携ノードと共に使用され、会話・質問応答ノードで動的オプションが使えるようにします。
文字、数字、特殊文字などを文字列の形で保存する変数です。
SDK変数およびNLU変数をまとめてシステム変数と呼びます。
ターゲティングはAlliと会話する対象になる顧客を指します。 キャンペーンのダッシュボードでターゲティングタブを利用することで、設定した条件を満たしたユーザーにのみ当該キャンペーンを表示することができます。
カスタム変数のうち顧客の情報を保存する変数です。顧客に従属する値であり、会話が終了しても削除されません。
文字列形式の変数の入力があった際、特定フォーマットを満たすかどうか検証することを指します。文字列変数の生成時に電子メール、電話番号の形式を選択するか、カスタム形式を選択して正規の表現式の形で入力することもできます。 詳細はこちらのガイドをご参考ください。
変数の類型、スコープを意味します。 ユーザー、外部、SDK、NLUの4種類があります。
カスタム変数を生成する際に変数のタイプを選択します。 どのタイプのデータであるかを表すもので、文字列、数字、True/False、日付、通貨、ファイル、JSON、文字列リスト、JSONリストがあります。
管理者の権限では、プロジェクト内のすべてを管理できます。
Alliがユーザーの質問に対する回答を持っていない場合(Q&Aデータベースに類似質問の登録がない)、その質問は未回答の質問リストに追加されます。編集ボタンをクリックしてQ&Aに追加できます。
辞書機能を使用すると、共通する単語やフレーズをグループ化できます。 辞書内のエントリは、エントリ内のすべての単語が同じ意味であることを意味するのではなく、単語がモデルによって同等に扱われることを意味します。
Q&AまたはMRCの生成に使用される、エージェントによってアップロードされたドキュメントを指します。
事業ドメインを意味します。初回ログイン時のプロジェクトを生成時に、一つのドメインを指定します。これによってAlliのAIがドメインごとに異なる様々な用語を理解してモデルを最適化します。
Alliがユーザーの質問に対する回答を持っていない場合(Q&Aデータベースに類似質問の登録がない)、その質問は未回答の質問リストに追加されます。編集ボタンをクリックしてQ&Aに追加できます。
FAQリスト内の検索ボックスに質問を入力することで、FAQ応答ノードに表示される検索結果を”FAQ表示プレビュー”として表示します。
未回答の質問が生成された会話履歴を確認します。
ナレッジベースは、FAQ応答及びMRC応答に必要なデータを保持、詳細設定等を行う為のページです。
モデルは、システムが非構造化言語を認識して処理するために使用するNLUモデルを指します。 言語の最適な出力を予測するために、自然言語を使用して繰り返しトレーニングされます。
MRCは、Machine Reading Comprehensionの略語です。 テキストのパッセージを分析し、それに関する質問に答えます。 この機能は、「MRCノードでの応答」という形でスキルに記載されています。 ドキュメントをナレッジベースにアップロードして、MRCモデルを適用し、お客様の質問に答えることができます。
クエリに対して抽出された回答。
NLUはNatural Language Understandingの略語で、自然言語理解という意味です。NLUは、コンピュータにテキストの本文の意味を理解させることに重点を置いています。 NLUは、テキストの分類、タグ付け、分析など、幅広いプロセスを網羅しています。
ナレッジベース >ドキュメントタブで文章を検索すると、抽出結果より、回答が抽出されたドキュメントをプレビューできます。 各抽出結果の横にあるドキュメントアイコンをクリックすると、ドキュメントがポップアップ表示され、回答となる該当文が強調表示されます。
顧客の質問に対する回答に使用される質問と回答のペア。ナレッジベース > Q&A内にQ&Aデータベースがあります。
クエリはもともと「質問」と似たような意味ですが、ソフトウェアではユーザーのテキスト入力を意味します。例えば、検索のために入力するテキストを検索クエリといいます。FAQ検索や機械読解のためにユーザーが入力するテキストなどをまとめてクエリと呼びます。
顧客から質問が入力されると、AIはその質問をFAQデータベースと比べて類似した質問を検索して提示します。この提示の基準となる値を指します。FAQでは、質問の類似性基準値以上のQ&Aを提示します。
信頼度水準の意味合いです。 スコアは、AIが答えにどれだけ自信があるかを示します。
未回答の質問のうち、類似した質問はAIにより自動でグループ化されます。 この際、類似していない質問があれば、エージェントがその質問を切り出すことができます。これを分割といいます。未回答の質問がグルーピングされると分割アイコンが表示されます。
一般はプロジェクトのすべてを管理できますが、他のエージェントを管理するアクセス権はありません。
基本質問と類似しており、同一の回答を持つ質問をいいます。類似質問を登録(追加)すると、AIがその質問も学習し、FAQ検索結果を改善することができます。
機械読解の結果を表示するための基準値で、顧客に対しては信頼度の基本値以上の信頼度を持つ検索結果のみが表示されます。 ドキュメント> MRC設定で調整できます。
統計用語のEffective Confidenceです。 ユーザーがより頻繁に且つ最近選択したFAQは、ユーザースコアが高く、同様の質問に対する提示優先度が高くなります。