Box連携

Alli は、Box 連携を介してBox環境に登録されているファイルやフォルダをインポートし、 プロジェクトのナレッジベースとして活用することが可能です。 組織内ですでに使用されているBoxのファイルを自動的にインデックスし、フォルダ構造を保持したまま反映して管理することができるため、より簡単にドキュメントを管理することが可能です。 このガイドでは、Box プラットフォーム側のアプリの設定から Alli ダッシュボードの連動までの全体的な手順を段階的に案内します。以下の手順で設定を完了すると、社内で使用しているBoxコンテンツをAlliで簡単に活用できるようになります。

Box Developer Consoleでの設定

Box Developer Consoleでアプリを作成する

  1. BoxのDeveloper consoleにアクセスします。

  2. 新規のPlatformアプリを作成します。アプリタイプは[カスタムアプリ]を指定してください。

  3. アプリ名、目的を入力し、認証方法は、[サーバー認証(クライアント資格情報許可)]を指定してください。

  4. 構成タブに移動して各種設定を行います。 アプリアクセスレベルは[アプリ + Enterpriseアクセス]として指定します。

  5. アプリケーションスコープは[Boxに格納されているすべてのファイルとフォルダへの書き込む]オプションにチェックします。

  6. 高度な機能で、[as-userヘッダーを使用してAPIコールを行う]オプションと[ユーザーアクセストークンを生成する]オプションを有効にします。

  7. 変更内容を保存します。

Box Developer Consoleでアプリを承認する

(Box内で管理者権限を持つアカウントで行ってください)

接続するアプリのステータスが"有効"かつ承認ステータスが"承認済み"ある必要があります。
  1. BoxのDeveloper consoleにアクセスします。

  2. マイPlatformアプリ > 作成した連携用アプリを選択 > "承認"タブ 作成されたアプリを承認します。

  3. アプリの承認タブで、[確認して送信]ボタンをクリックします。 このボタンをクリックして、承認リクエストを送信し、アプリを承認してください。

連携情報の確認

  1. BoxのDeveloper consoleに移動し、該当するアプリを選択 > 一般設定 でユーザーIDを取得します。

  2. その後、コンポーネントからクライアントIDとクライアントシークレットを取得します。

Alli ダッシュボード側での連携設定

  1. Alliダッシュボードに移動し、ナレッジベース > ソース設定 タブで"Box"を選択し、 Boxから取得した以下の3つの値をそれぞれ対応する箇所に入力し、接続ボタンをクリックします。 ・Client ID → Boxの"クライアントID" ・Client Secret → Boxの"クライアントシークレット" ・ユーザーID → Boxの"ユーザーID"

  2. 成功すれば連携設定は以上で完了です。

  3. ドキュメントメニューに「Box.com」というフォルダが作成され、ドキュメントが連携されていることを確認してください。

    連携時には、Box内のフォルダ構造がそのまま反映され、Alliダッシュボードにドキュメントが構成され、連携したBoxアカウントが持つ権限範囲内でのみドキュメントが連動されます。

⚠️注意事項  連携されたドキュメントの変更はBox側の変更に基づいて自動的に反映されます。  ドキュメントのアップロード/移動/ファイル名の編集、フォルダの作成/移動/フォルダ名の編集  などの修正は必ずBox内でのみで行い、  Alliのダッシュボード上では、ハッシュタグの付与以外のドキュメントの編集を  しないようにしてください。

Boxの連携とドキュメントのインデックス付与

連携が完了すると、ドキュメントのインデックス付与は、自動インデクシングオプションの設定内容にに応じて、次のように操作されます。

🔄自動インデクシングがONの場合

  • 毎日プロジェクトタイムゾーン基準の午前0時にBoxに保存されたドキュメントがAlliダッシュボードに自動的に連動されます

  • 個別の手動操作なしで最新のドキュメントが自動的に反映されます。

⏸自動インデクシングがOFFの場合

  • ドキュメントの同期は自動的に行われません。

  • 連携が必要な場合は、[今すぐ実行]ボタンをクリックして手動でバッチジョブを実行する必要があります。

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